進化し続ける羽生結弦

フィギュアスケート2015-2016シーズンが終わりを迎えました。去年の今頃、ちょうど代々木へ国別対抗戦を観戦に行ったのが遠い昔のように、このシーズンも様々なドラマが生まれました。
ずっと特別な想いで応援していた羽生結弦選手…世界選手権での王座奪還こそ叶いませんでしたが、2シーズンに渡るショパンのショートプログラム、最後の演技は圧巻でした

盟友ハビエル・フェルナンデス、復帰した王者パトリック・チャン、中国から彗星のごとく現れた天才ジャンパー、ボーヤン・ジン、そして今シーズンシニアデビューで目覚ましい成長を見せた宇野昌磨
ライバルたちの存在が、もっともっと高みへと押し上げてくれたシーズンでした。

和の表現者として、繊細さと大胆さを磨いてきたSEIMEIは、世界に感動を与えました。最後の演技こそ完璧とはいきませんでしたが、怪我をおしての出場だったことが後日発表されました
同じく足のトラブルをかかえながらも、完璧な演技を成し遂げたハビエルは真の世界チャンピオン
でも羽生結弦が今シーズン成し遂げた世界最高記録は破られたわけではない。
『絶対王者』の称号はあなたのものです。

来シーズンも、さらに高みへと羽ばたいて私たちに異次元の感動を与えてくれることを、今度こそ健康で万全のコンディションで闘えることを願ってやみません